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最新TOPICS  2025/12/04

想定していた懸念が現実に...

南武線(最混雑区間)の混雑率は山手線超えの153%(7%増)へ

 南武線では2024年に比べ、2025年は4月から6月における「10分以上の列車遅延」が、2倍以上になったと報道されています。しかし私たちが指摘してきたように、当初から予測可能であった問題が現実化したものにほかなりません。JR東日本が掲げる「グループ安全計画2028」では「想定外を想像する」と副題に据え強調されています。しかし実際には〝想定外〟どころか〝想定内〟の課題にさえ十分な対策が講じられていません。その結果として乗務員の負担は増大し、利用者の皆さんにも多大なるご不便を強いる状況となっています。

 JR東日本は「発車メロディーやドア操作システムの改修、将来的なダイヤの見直しを検討」としていますが、混雑率上昇の一因について「沿線の人口の増加」を挙げています。川崎市の人口推移は2030年頃に約160万人のピークを迎えると2022年の段階で公表されていることを踏まえれば、JR東日本による先述の対策・対応では不十分と言わざるを得ません。そのため私たちは課題の解消・解決ができないのであれば、ラッシュ時間帯や沿線でのイベント開催に伴う多客・混雑が見込まれる場合、車掌が乗務するツーマン運転に戻すべきであると主張しています。

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